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2015年 

2015年

12月1日にかがみ歯科医院は開業20周年を迎えました。
多くの方からお祝いのお花やメッセージをいただき感謝いたします。

20年・・・。
開業当時を思い出しながら、カルテを見てみると
20年前の12月1日、開業日の患者数は5人でした。
スターティングメンバーは妻と衛生士一人、そして僕の3人です。
5人来院したね^^と皆で喜んだことを覚えています。

それから、勉強を続け、研修会に参加し、医療も僕の治療技術も変わったと思います。
でも、開院当初からの想い・・
  「 健康を守りたい、歯を大事にしたい」想いは変わらず・・
 今では患者さんと歯の大切さを共有していけることをより幸せに感じています。

現在、同じ思いで臨床を学びサポートしてくれるスタッフのパートナーがいます。
ドクターの研修会の仲間も増えました。

 患者さんとスタッフと家族で築いてきた20年。
本当に感謝いたします。
 まだまだ・・頑張ります。  院長

| アツヒコ | 21:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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 Revascularization 、 根未完成歯の歯髄再生

11月14日 18:00
歯科臨床十人会(ドクターの研修会)が中野サンプラザで行われました

歯根未完成歯の治療について発表してきました。(院長、各務篤彦)
ブログ3
発表タイトル
「revascularization(REPs)再生歯内治療」  について発表しました。

永久歯は乳歯と交換して萌出してきます。(6歳~13歳)
この時期に放出した永久歯はは歯の頭は完成していますが、根は完成していません。
この未完成の時期になんらかの原因で歯が死んでしまうと歯の成長が止まってしまいます。
成長が止まると、その歯は非常に弱く歯が破折することもあります。
ブログ1
根未完成の歯の治療は非常に難しく、水酸カルイウムを入れ経過を診る治療がされます。
ブログ4
近年、リバスクアリゼーション(歯内再生治療)が報告されています。
成功率はまだ高くないですが、死んだ歯の神経を再生することで、未完成の根が成長する方法です。
ブログ2
死んだ神経を再生させる方法

REPsを行ううえで重要なファクター

間葉系幹細胞(MSC)  幹細胞が分化して組織再生を期待
増殖するための足場(scaffold)  象牙質と血餅
成長因子

まだ成功率の低い方法です。
根未完成の歯が何らかの原因で失活した場合は、先生とご両親がよく相談して方法を選んでいただければよいと思います。

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| 研修会 | 13:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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講演 「義歯の安定」 入れ歯

9月9日 水曜日 15:00~18:00 

PDS研究会9月定例会が医科歯科大学講堂にて行われました。

院長、各務篤彦が 「義歯の安定のための歯牙負担と粘膜負担」 とうい演題でプレゼンしてきましたCIMG3495.jpg

高齢化社会になり日本は世界一の長寿国になりました。
長寿でも健康長寿でなくては楽しみがありません。

歯を失ったとしても、適合のよい義歯(部分入れ歯 や 総入れ歯)を使用することで食べることができます。
食べて身体の健康を維持することで健康長寿でいたいものです。

患者様のあった義歯の設計をしご提案します。

院長のプレゼン内容から
義歯2



| 研修会 | 12:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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歯科医療が高齢者を救う

2015年6月10日、11日 にPDS研究会の合宿が行われた。2日間にわたり衛生士、技工士、ドクターが研鑽した。

衛生士、技工士、ドクターが同じ目標を持ち、患者さんの健康を支える。
PDS研究会 発足28年になる
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1日目は歯の形態と歯を支える歯茎
歯・被せもの・セラミックが美しく状態で維持するための技術を学んだ
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合宿 2日目
老人、介護の現状と私たち歯科医療者ができることを学んだ
胃ろうが多くなる中、口腔ケアーの重要性と口腔ケアーが患者の生きがいを変える・・

訪問診療の現状
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肺炎で亡くなる方が死因の3位
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衛生士、技工士も目を輝かせて学んだ
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| 研修会 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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身体のゆがみ、フットケア研修

身体のゆがみ

私は歯科医ですから、顎のズレ(かみ合わせ)からくる体の歪みを学び、かみ合わせ治療を行い患者さんの治療と予防を行っています。
今回の研修は、大杉京子先生のフットケアーを学ぶことで、足からくるトラブルや体のゆがみの原因を歯科治療に生かせるよう体験してきました。

皆さんは、足のケアーをどのようにしていますか?
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足のケアーの方法を体験実習しました


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体の重心の計測  

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歩行時の体重移動のバランスを計測

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計測器の上を歩いた重心のデータがコンピューターに表示されます

院長の計測結果  40点 健康への影響を及ぼす可能性あり という・・・結果がでました・・・。
・起立時の重心のバランス (重心が右足にかかりすぎていました)
・歩行時の重心の移動   (着地、安定、推進という歩く動作も重心のズレや左右のバランスの悪さがでました)

くるぶしの下は全身の97%の重さがその部分にのっているわけですから、年齢を重ねるほどに足裏のアーチがない状態、つまり扁平足になってきます。扁平足化はトラブルの原因。

体験して院長の感想
自分の検査データの悪さは・・正直驚きでした。体がゆがんでいるのは分かっていましたが、その歪みをカバーするために左右の足にバランスの悪い負担をかけていました。
体験を通じて、足の硬さ、偏平足、なども真直ぐ立てない原因にかなり影響していることを実感しました。

現代の子供の顎の成長と足の現状
歯科医療をしていると、真直ぐ立っていない、体がゆがんでいるこども(3歳~15歳)を多く見ます。
顎が正常に成長していかない子どもが増えています。
小さい時からの食生活が変わり、ゲームをやるときなどの姿勢が悪い生活が多くなり、噛む・飲み込むという顎の動作が
弱いなど・・・多くの生活習慣が顎の成長に影響してきています。
そして、砂利道ではなく舗装された平らな地面を歩くようになり、外で遊ぶ機会が少なくなり、足の筋力の衰えと偏平足の子供が多くなったことも子どもの成長に影響しています。

研修を受けた僕の体
研修前はただ立っている。
研修後は地面をつかむように地に足がついている  これが立つということだなと・・実感しました。




| 研修会 | 07:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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