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日本国際歯科大会

2014年10月11日(土曜日)12日(日曜日) 日本国際歯科大会にスタッフと行ってきました。
(今週は研修会出席のため水曜日・土曜日と休診し申し訳ございません)
パシフィコ横浜で開催され、海外から50名の著名な先生が来日し講演を行った。国内の先生・歯科衛生士も講演を行った。
講演内容は現在の歯科医療の最先端の講演から若手先生のための基本的な講演もあり、ドクターだけではなく衛生士も2日間、たくさんのことを学んできました。
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歯科医療の最前線 現在と未来の治療の講演を主に聞いてきました。

講演を聞いた内容
・マイクロエンド 現在の潮流
・インプラントを治療のオプションとした審美修復最前線
・極めるダイレクトボンディング臨床最前線
・インプラントのための再生療法 長期的に維持する方法とは
・新しいカリオロジー
・エンド治療のArt & Science
・審美形成外科

衛生士
・子どもの顎の成長「MFTトレーニング」
・歯周治療の最前線
・子どもの口腔機能を育てる
・全身を知る・診る「脳」「食べる」「咀嚼」「糖尿病」「舌診」「高齢者・ドライマウス」など・・・
・メインテナンス
・チームでアプローチ
・医療安全「感染対策」 など



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 二日間、本当に多くのことを学びました。また、かがみ歯科が行っていることが間違っていないと確信したこともありました。患者さんの健康をとりもどすこと、そして維持していくために、日々研鑚し主治医としてチームで努力していきます。

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| 研修会 | 10:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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子供の虫歯 学校検診では見つからない

PDS研究会が10月8日(水曜日に)定例会が行われました。
定例会にてかがみ歯科衛生士の竹内と院長がケースプレゼンを行いました。
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タイトル Hidden Caries隠れ虫歯
  一般的には咬合面にて表面のエナメル質には明瞭な実質欠損がみられないが、エックス線診断では象牙質まで侵襲が及んでいるもの
お子様の歯を守るために、定期検診をおすすめします。
最近、小学生・中学生の年齢に隠れ虫歯が多くなっていると感じています。
見た目で虫歯がない。
検査しても削る必要がない虫歯と診断されることも・・(注意が必要)
しかし、虫歯の細菌が歯の内部に入り、内部に虫歯が進行していく。
表面が虫歯になっていないので分かりにくいく、隠れた虫歯となり、進行して気がつく。

隠れた虫歯をどのように、検査し治療をするのかをPDS研究会で発表してきました。
歯の表層に虫歯がないため学校検診では「虫歯なし」になりますが、歯科医院で検診をするとかなり進んだ虫歯を発見することがあります。定期的に歯科医院での検査・レントゲン検査をしてください。

発表内容の一部記載します
・ Hidden Caries隠れ虫歯その背景
○う蝕の進行過程が以前と異なり、う窩にならないままゆっくりと脱灰が進行するようになった
○出来るだけ切削を控え、歯質を温存する治療が求められるようになった
○エナメル質表層化脱灰病変の段階では再石灰化が可能であるとの認識が一般化した
・発症と進行メカニズム
  第一ステップ・・その発症の初期に起こる脱灰現象で、エナメル質表層下脱灰病変の発症メカニズムと同じ脱灰現象である
  第二ステップ・・上記で解説した表層下脱灰現象が象牙質に向かってさらに進行する過程
・エナメル質には溶けにくい結晶と溶けやすい結晶とが混在し、PHが低下すると溶けやすい結晶が優先して消失して、結晶と結晶の間に隙間ができる。PHが回復すると元のエナメル質結晶より溶けにくい結晶がその隙間の一部に沈着する。またフッ化物が存在すると、さらに溶けにくい結晶がその隙間に沈着し、同様に隙間の意図部を埋める。この現象がエナメルー象牙境まで進行する。その結果、エナメル質の表層からEDJまでの実質欠損をともなわない、隙間を多く含む厚い脱灰層ができあがる。この脱灰層は、もはやプラークで産生された酸では溶けないエナメル質結晶に変容されている。そのため、この隙間は酸が通過する通路として機能する。したがって、プラークで産生された酸は、この改質エナメル質を溶かすことなく、この通路を通過して象牙質に達する。
一方、歯髄からはカルシウムなどの・・・・・・・・

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PDS研究会はドクター、衛生士が集まり歯科医療を学ぶ研修会です。
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研修会 歯を守るために

10月8日(水曜日)はかがみ歯科(衛生士の竹内と院長)が研修会にてケースプレゼンをします。
今は、その準備に大忙し・・
今回のテーマは「虫歯の多い患者さんと向き合った16年間のケース」を発表してきます。
その患者さんとの出会いは、僕が開業して2年目のときでした・・。
歯が痛いと来院され・・診査・診断
当時、25歳の男性のお口の中は、全部の歯が虫歯や問題がありました。
虫歯になりやすい体質、虫歯になりやすい生活をしているなど・・虫歯になる原因もたくさんありました。

かがみ歯科が大切にしていることは、ただ治すのではなく、どうしてこうなったのかを考え、原因をすくなくして歯を守るための治療をすることです。
虫歯の原因を探り、生活習慣の改善やリスクコントロール、本当にいろいろなことを改善し頑張った患者さんです。
でも・・この患者さんは、本当に虫歯になりやすいのでしょうか・・。
また4年後には大きな虫歯を何本か作っていました。
院長と衛生士は、この患者さんの歯を守りたい・・そんな思いであらゆる予防処置とメンテナンスを行い・・現在に至っています。
患者さんの努力が報われ、ここ10年は虫歯ができていません。
3児のパパとなり、子供の歯を守りたいと思っている親心から、メンテナンスにも積極的に来ています。
現在も虫歯はできていません。子供も虫歯がありません。

そんな、患者さんと衛生士の行った予防処置や患者さんの想いを「プレゼン」してきます。
これから、患者さんの健康を守っていこうとしている、若手先生や新人衛生士の参考になるようなプレゼンをしてきます。

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